高速道路を利用するとき、「ETCカードを使っているから、それだけで十分お得」と思っていませんか?
「ETCマイレージサービス」です。
「ETCカードを持っているだけでは自動的に登録されない」ということです。
ETCマイレージサービスを利用するには、自分で事前に登録する必要があります。
「何年もETCを使っているのに登録していなかった……」
そんな人は、これから高速道路を利用する前に一度チェックしてみる価値があります。
今回は、ETCマイレージサービスとは何か、ポイントの貯め方、還元方法、自動還元サービス、登録方法、注意点まで、節約目線でわかりやすく解説します。
目次
- 1 ETCマイレージサービスとは?
- 2 登録料・年会費は無料!ETC利用者ならチェックしておきたい
- 3 注意!ETCカードを持っているだけではポイントは貯まらない
- 4 ETCマイレージサービスのポイントはどうやって貯まる?
- 5 5,000ポイントで5,000円分になる道路も
- 6 「自動還元サービス」を設定しておくと便利
- 7 ただし「自動還元を設定すれば絶対安心」ではない
- 8 ETCマイレージのポイントには有効期限がある
- 9 730日間利用がない場合にも注意
- 10 平日によく高速道路を利用する人は「平日朝夕割引」もチェック
- 11 ETCマイレージサービスの登録に必要なもの
- 12 登録した車以外を運転してもポイントは貯まる?
- 13 家族でETCカードを使っている場合は?
- 14 ETCマイレージサービスのメリットをまとめると?
- 15 ETCマイレージサービスのデメリット・注意点
- 16 ETCマイレージサービスをおすすめしたい人
- 17 まとめ|ETCを使っているなら「マイレージ登録済みか」を一度確認しよう
ETCマイレージサービスとは?
ETCマイレージサービスとは、登録したETCカードを使って対象道路を利用すると、通行料金の支払額に応じてポイントが貯まるサービスです。
貯まったポイントは「還元額」に交換でき、その還元額をその後の通行料金の支払いに利用できます。
イメージとしては、
- 対象道路をETCで走る
- 通行料金に応じてポイントが貯まる
- ポイントを還元額へ交換する
- 還元額が次回以降の高速道路料金に充当される
という仕組みです。
一般的なポイントサービスとの大きな違いは、
貯めたポイントを商品などに交換するのではなく、高速道路料金の支払いに使えること。
普段から高速道路を利用する人なら、いつもの移動を変えずに節約につなげられるのがメリットです。
登録料・年会費は無料!ETC利用者ならチェックしておきたい
ETCマイレージサービスは、
- 登録料:無料
- 年会費:無料
で利用できます。
つまり、対象となるETCカードとETC車載器を持っていて高速道路を利用しているなら、登録を検討しやすいサービスです。
有料の会員サービスの場合、「年に何回使えば元が取れる?」と考える必要がありますが、ETCマイレージサービスでは基本的にその心配がありません。
旅行や帰省、ドライブなどで高速道路を使う人はもちろん、仕事などで定期的に高速道路を利用する人にもチェックしてほしいサービスです。
注意!ETCカードを持っているだけではポイントは貯まらない
ETCマイレージサービスで特に注意したいのがここです。
ETCカードを作っただけでは、ETCマイレージサービスには登録されません。
自分でETCマイレージサービスへの登録手続きをする必要があります。
「ETCカードで何年も高速道路を走っているから、ポイントも貯まっているはず」
と思っていても、ETCマイレージサービスに登録していなければ、原則としてそのサービスのポイントは貯まりません。
また、インターネットで登録した場合は、登録が完了した当日の走行からポイントの対象になります。
旅行や帰省などで高速道路を利用する予定があるなら、出発前に登録しておくと安心です。
ETCマイレージサービスのポイントはどうやって貯まる?
登録したETCカードで対象道路の通行料金を支払うと、その支払額に応じてポイントが付与されます。
ただし、ここで覚えておきたいのが、
「全国すべての道路で同じポイント付与率ではない」
ということです。
ポイントの付き方や交換単位は道路事業者によって異なります。
たとえば、NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本などでは、対象となる通行料金に対してポイントが付与され、貯まったポイントを所定の単位で還元額に交換できます。
利用する道路によって条件が異なるため、「ETCマイレージなら必ず○%還元」と一律に考えず、よく利用する道路の条件を公式サイトで確認しておくのがおすすめです。
5,000ポイントで5,000円分になる道路も
ETCマイレージサービスの魅力がわかりやすいのが、ポイントを還元額へ交換するときです。
たとえばNEXCO東日本・中日本・西日本や本州四国連絡高速道路などでは、自動還元サービスの交換単位として、
5,000ポイント → 5,000円分の還元額
が設定されています。
交換した還元額は、その後の対象道路の通行料金に充てられます。
5,000円分となると、ちょっとしたドライブや帰省時の高速料金の負担軽減にもつながりますよね。
ただし、交換単位は道路事業者によって異なります。
「5,000ポイント=5,000円」はすべての道路事業者に共通するルールではないので、自分がよく利用する道路を確認してください。
「自動還元サービス」を設定しておくと便利
「ポイントが貯まっているのを忘れそう」
という人に便利なのが、自動還元サービスです。
自動還元サービスを設定しておくと、道路事業者ごとに定められたポイント数まで貯まった際、自動的にポイントを還元額へ交換してくれます。
NEXCO東日本・中日本・西日本などの場合は、
5,000ポイント → 5,000円分
が自動交換単位です。
自動還元は毎月20日に実施され、その後の対象となる通行料金に還元額が充当されます。
「せっかくポイントを貯めたのに交換するのを忘れていた」という失敗を減らせるので、登録時に自動還元についても確認しておくと便利です。
ただし「自動還元を設定すれば絶対安心」ではない
ここはかなり重要です。
自動還元サービスを設定していても、ポイントが自動交換に必要なポイント数まで到達していなければ、自動交換されません。
そして、ポイントには有効期限があります。
そのため、
「自動還元にしているから放っておいて大丈夫」
と思い込むのは要注意。
交換可能なポイントがある場合には、有効期限を迎える前に自分で交換手続きをしたほうがよいケースもあります。
ETCマイレージのポイントには有効期限がある
ETCマイレージサービスで貯めたポイントには有効期限があります。
基本的には、
ポイントが付いた年度(4月~翌3月)の翌年度末まで
です。
たとえばポイントが少しずつしか貯まらない人の場合、自動還元に必要なポイント数へ到達する前に有効期限を迎える可能性があります。
そのため、年に何度かマイページへログインして、
- 現在のポイント残高
- ポイントの有効期限
- 還元額の残高
- 利用履歴
を確認する習慣をつけておくのがおすすめです。
730日間利用がない場合にも注意
もうひとつ見落としやすい注意点があります。
ETCマイレージサービスでは、730日間、ポイントおよび還元額に増減がない場合、マイレージ登録が取り消される場合があります。
しかも、登録取消しに関するお知らせは行われないと公式サイトで案内されています。
「以前登録したけれど、最近は高速道路をほとんど使っていない」という人は、一度登録状況を確認してみると安心です。
平日によく高速道路を利用する人は「平日朝夕割引」もチェック
ETCマイレージサービスには、ポイントを貯めること以外にもメリットがあります。
そのひとつが「平日朝夕割引」です。
対象道路・対象時間帯などの条件を満たした走行について、1か月の利用回数に応じて還元額が付与される制度です。
対象となる時間帯は基本的に、
- 平日の朝:6時~9時
- 平日の夕方:17時~20時
です。
ただし、対象区間、走行回数、距離など細かな条件があります。
こちらのサービスは、ETCマイレージサービスに登録すれば、自動で適用になるようです。
通勤などで地方部の高速道路を定期的に利用している人は、ポイントだけでなく平日朝夕割引の条件についても確認してみるとよいでしょう。
ETCマイレージサービスの登録に必要なもの
ETCマイレージサービスへの新規登録はインターネットから行えます。
登録時には主に次の情報が必要になります。
- 氏名
- 生年月日
- 郵便番号・住所
- 電話番号
- メールアドレス
- ETCカード番号・有効期限
- 車両番号(ナンバープレートの4桁)
- ETC車載器管理番号(19桁)
特に「車載器管理番号ってどこに書いてあるの?」と登録途中で困る人もいると思います。
事前にETCカードと車載器管理番号を確認してから登録を始めるとスムーズです。
我が家の場合は、車を購入した時に手渡された分厚い取説ファイル内に入っていました。
登録した車以外を運転してもポイントは貯まる?
旅行先でレンタカーを使う場合など、「登録した車以外でも大丈夫?」と気になる人もいるでしょう。
公式サイトでは、登録したETCカードを利用すれば、登録時に入力した車両以外の車を利用した場合でもポイントが付くと案内されています。
旅行好きの人には覚えておきたいポイントです。
ただし、ETCマイレージサービスの利用規約や対象道路などの条件は守る必要があります。
家族でETCカードを使っている場合は?
原則として、セットアップされたETC車載器1台につき登録できるETCカードは1枚です。
ただし、同居家族が1台の車を共用している場合などには、条件を満たせば1台のETC車載器につき合計4枚まで登録できます。
注意したいのは、
複数のETCカードで貯めたポイントや還元額を合算することはできない
という点です。
家族それぞれがETCカードを持っている場合は、「どのカードを中心に使うか」を考えておくのもポイントを効率よく貯める方法のひとつです。
ETCマイレージサービスのメリットをまとめると?
ここまでを整理すると、主なメリットは次のとおりです。
- 登録料・年会費が無料
- 対象道路の通行料金に応じてポイントが貯まる
- ポイントを高速道路料金に使える還元額へ交換できる
- 自動還元サービスを設定できる
- 条件を満たせば平日朝夕割引の対象になる
- 普段の高速道路利用を大きく変えずに節約につなげられる
特に「無料」というところが大きなポイント。
節約というと、「高速道路を使わない」「旅行を減らす」など我慢する方向に考えがちですが、ETCマイレージサービスは同じ高速道路を利用するなら、使える制度をきちんと活用するというタイプの節約術です。
ETCマイレージサービスのデメリット・注意点
一方で、登録すれば何も考えなくてよいわけではありません。
- 事前登録が必要
- すべての道路が同じポイント条件ではない
- 道路事業者ごとにポイントの付き方や交換単位が異なる
- ポイントには有効期限がある
- 自動還元の交換単位に届かないポイントは自分で確認する必要がある
- 複数カードのポイントを合算できない
「ETCマイレージ=高速料金が一律○%安くなる」というサービスではありません。
利用する道路や利用頻度によってお得度が変わるため、自分の使い方に合わせて活用することが大切です。
ETCマイレージサービスをおすすめしたい人
特におすすめしたいのは、こんな人です。
- ETCカードを持っているのにマイレージ登録をしていない人
- 車で旅行や帰省をすることが多い人
- 高速道路を定期的に利用する人
- 通勤で対象となる高速道路を利用している人
- 高速料金を少しでも節約したい人
- 無料で始められる節約サービスを探している人
「高速道路は年に数回しか使わない」という人でも、登録料・年会費は無料なので、今後利用する可能性があるなら確認しておいて損はありません。
まとめ|ETCを使っているなら「マイレージ登録済みか」を一度確認しよう
ETCマイレージサービスは、対象道路を利用した通行料金に応じてポイントが貯まり、そのポイントを高速道路料金の支払いに使える還元額へ交換できるサービスです。
しかも、登録料も年会費も無料。
高速道路を利用する機会があるなら、知らないまま使い続けるのは少しもったいない制度です。
まずやっておきたいことはシンプルです。
- 自分がETCマイレージサービスに登録済みか確認する
- 未登録ならETCカードと車載器管理番号を準備する
- 公式サイトから登録する
- 自動還元サービスの設定を確認する
- 定期的にポイント残高と有効期限をチェックする
節約は、何かを我慢することだけではありません。
今までと同じ高速道路を走るなら、利用できる仕組みを知って、取りこぼさない。
これも立派な節約です。
次に高速道路を利用する前に、まずはETCマイレージサービスの登録状況を確認してみてはいかがでしょうか。
▼ETCマイレージサービスの詳細・新規登録はこちら(公式サイト)
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